【センター英語・大問3】これさえ知れば不要文削除の問題は余裕

こんにちは。chanです。

大問3は変な問題出るから苦手だな~

不要文削除の問題はいつも何となく解いてて安定しない、、

こんな悩みあるのではないでしょうか。

実際、僕も塾講師として大問3を苦手としている生徒を多く見てきたので、その気持ちはよくわかります。

特にセンター試験対策を始めた時期には苦手と言っている人が多いです。特に不要文削除の問題ですね。

ただ、僕の教えてきた生徒で最後まで大問3を苦手と言っている生徒はほとんどいませんでしたね。

それはなぜかというと、コツさえつかめば簡単にできてしまうからなんです。

そこで、この記事では簡単に大問3を得点源にできる「不要文削除の問題のコツ」をお伝えします。

これさえ知れば不要文削除の問題は余裕

不要文削除の問題で絶対に意識すべきことは一つです。

それは、「下線がひかれていない文から文章の大筋をつかむこと」です。

え!?下線部について聞かれてるんだから、下線部を集中的に見るんじゃないの?

こう思った方もいるかもしれませんが、実は違います。

なぜかと言うと、「下線が引かれていない部分に間違いはない」からです。

そんなの当たり前でしょと思うかもしれませんが、ここがポイントなんです。

下線が引かれていない部分には間違った文章は無いので、その部分から間違いなく文章のテーマがつかめるんです。

不要文削除の問題では、この「文章のテーマをつかむこと」に全力を注ぎます。

ここでテーマを外さなければ、ほとんど正解したようなものです。

下線が引いてある文章が4つあると思いますが、下線の引いていない文からつかんだテーマと逸れているか、逸れていないかの確認をすることが不要文削除の問題です。

例を紹介しますね。

職場への通勤は生活の質に影響を及ぼす。
①通勤時間が長い人は不幸な傾向が強い。
②夫婦のどちらかが通勤に45分以上かかる場合離婚の確率が高まる。
③自動車による公害も健康に悪影響を及ぼす。
④通勤方法も影響する。
徒歩で通勤する人は幸せな傾向がある。

このような文章があった際に、見るべきは①~④の太字の文章ではなく、太字ではない文章です。

そこから、テーマをつかんでみてください。(タイトルをつける)

つけられましたか?

僕なら「通勤による生活の質への影響」などとつけますかね。

これに絶対的な正解はありませんが、文章の大筋を捉えられているかどうかが大事です。

タイトルを付けられたら、次は「通勤による生活の質への影響」というテーマに①~④の文章が当てはまっているか、当てはまっていないかを確認していきます。

そうすると③の文章だけ「通勤」ではなく、「公害」の話をしています。

そのため、抜き出すべきは③の文章です。

どうですか?

最初は下線が引かれていない箇所からテーマをつかむこと(タイトルづけ)が難しいんですけど、そこを過去問演習で慣れさせていくんです。

過去問演習で解き方に慣れれば、不要文削除の問題は余裕でできるようになりますよ。

実際、僕の見てきた生徒もほぼ例外なく皆できるようになっていたのでこの方法はかなり使えますよ。

ただ、このやり方で気を付けるべきポイントが2つあるので、次の項目で触れていきます。

注意すべきことは2点

テーマが広げすぎない

これは演習し始めて慣れない時期にはよくあるのですが、「文章のテーマが広すぎる」ということです。

こうなると不要文を抜き出せません。

どういうことか具体例を使って紹介します。

かつて、本を読むには紙の本を読むしかなかった。
①しかし、今は電子書籍やオーディオブックという選択肢がある。
②電子書籍などの利点の一つは重い紙の本を持つ必要がないことだ。
③紙の本を持てば、ブックカバーを楽しめる。
④オーディオブックならジョギングしながら本を聴くことも可能だ。
紙の本がすぐに姿をなくすことはないだろうが、電子の代替製品は登場している。

このような文章があったときに、下線が引かれていない箇所から「本について」というテーマをつけたとします。

次に「本について」というテーマに当てはまるか、当てはまらないかを確認します。

そうすると、

あれ?全部本の話してるような、、

このように、テーマが広すぎると不要文をぬきだせなくなってしまうんです。

そのため、広すぎず、かといって狭すぎないバランスのタイトル付けをしてあげることが必要になってきます。(これが難しいんですよ!最初は!)

今回であれば、「電子書籍などの電子媒体について」などとつければ不要文は③の文章であるとわかるのではないでしょうか。

このタイトル付けも広いような気はしますが、今回の問題であれば問題なく解けます。

まずは広すぎないタイトル付けを意識して、過去問演習をしていきましょう。

テーマ把握(タイトル付け)しても解けない問題がある

下線の引かれていない箇所からタイトルをつけても問題を解けないパターンが例外的にあるんです。

これも具体例を使って説明しますね。

1930年代、アメリカのいくつかの地域に猛烈な砂嵐が被害をもたらした。この地域は「ダストボウル」として知られることになった。ダストボウルの内側では、巨大な砂塵の雲が空を黒く染めた。砂塵が大地を覆い、たくさんの人と動物が死んだ。ダストボウルの嵐を引き起こした要因は複数ある。
1920年代後半その地域の農民は土地を掘り起こして小麦を植えた。
今日では、アメリカのほとんどすべての州で小麦が生産されている。
しかし1931年にはひどい干ばつが始まり、不作を引き起こして土壌を完全に干上がらせてしまった。
④そして、その乾燥した土は強風に巻き上げられて砂塵となった。
こうした風が巨大な砂嵐を生み出し、中には高さが3キロになるものあった。

このような文章があったときに、下線以外の箇所からタイトルをつけようとすると、「砂嵐とそれがもたらした被害」くらいのタイトルになりそうですよね。

ただ、そのようなタイトルをつけたとしても、タイトルに近そうなのは④くらいですかね?

①~③は砂嵐の話を全くしていません。

このようなパターンが割合として少ないのですが、たまにあります。

この場合は、指示語や接続語、時系列に注目して文同士のつながりを見るしかありません。

今回は具体例の文章の中で見るべきポイントを赤字にしました。

そうすると、②だけ今日の話をしています。

また、

①:「その地域」→砂嵐を受けた地域
③:「しかし」→小麦を植えたが、土壌が干上がったという逆説の関係が成立。
④:「その乾燥した土」:干上がった後の土


②を取り除くと、指示語や接続語の流れが自然になる。
こうした点から②を抜き出します。

このように下線が引かれていない箇所からタイトルをつけても、不要文かどうか判断できないパターンの問題は時々出てきます。

そのような場合には、指示語や接続語、時系列に注目して文の流れを見るという手段をとりましょう。

ただ、これは最終手段なので、基本的には下線の引かれていない箇所からタイトル付けをまずはしてみてください。

タイトル付けで判断できなかったら、「指示語や接続語、時系列を見て文脈を見る」という順番です。

まとめ

  • 不要文削除問題は下線の引かれていない箇所を見る
    ⇒テーマ把握(タイトル付け)をする。
  • 注意すべきことは2点
    ⇒テーマを広くしすぎないこと
    ⇒テーマ付けができても解けない問題がある
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