東京個別指導学院でのバイトの評判ってどう?4年働いた僕が語ります

大学生活

こんにちは。chanです。

塾講師バイトといったら、大学生に人気な定番バイトの一つです。

ただ、どこの塾で働くかによって、労働環境や給料は全く異なります。

今回は、塾業界の中でも比較的大規模な塾である東京個別指導学院でのバイトについて解説します。

僕は大学の4年間ずっと東京個別指導学院で働いていました。当然、良い面もあれば悪い面もありました。

これから塾講師バイトをしようか悩んでいる方や、どこの塾で働くか迷っている方のために、東京個別指導学院のバイトの実態を教えます。

ぜひバイト探しの参考にしてくださいね。

主な業務内容

塾講師のバイトは、勉強を教えることだけが仕事ではありません。

主な業務内容は以下の通りです。

  • 授業
  • 報告書記入作業(カルテ記入)
  • 電話対応
  • カリキュラム作成/カリキュラムチェック
  • 保護者との面談
  • その他教室運営業務

東京個別指導学院の塾講師バイトは、以上のような仕事を1年目の新人からベテランまで全員やります。

それぞれについて詳しく説明していきます。

授業

当然ですが、授業が塾講師の仕事のメインです。

東京個別指導学院では、1コマ80分で授業を行います。小学生から高校生・浪人生まで幅広い年代の生徒が来ます。

基本的には、講師:生徒=1:2で授業します。片方の生徒に解説している間に、もう片方の生徒に演習をさせるという形ですね。

そして東京個別指導学院の特徴ですが、授業カリキュラムは講師に一任されています。

  • どのように授業を進めるか
  • どのようなテキストを使うか
  • どのような宿題を出すか

以上のような点が全て講師に任されているので、責任感はかなり必要になります。講師が生徒の成績に与える影響はかなり大きいです。

報告書記入作業

どこの塾でもやることだと思いますが、東京個別指導学院でも報告書の記入を行います。(カルテを書くと言います。)

以下のような内容を書きます。

  • 授業目標
  • 授業内容
  • 生徒の理解度
  • 生徒の様子
  • 宿題
  • 次回への申し送り

毎授業で書かなければならないのですが、かなり面倒です。

授業を行いつつ、手が空いたタイミングで報告書を書き進めていくのですが、授業中に書ききれないことが多いです。

授業時間外に書くことになるので、帰る時間が遅くなる原因の一つです。

電話対応

どの講師も電話対応は避けられません。

以下のような場合に、電話対応をします。

  • 塾に電話がかかってきた場合
  • 自分が欠勤する場合や、生徒の授業を振替する場合
  • 保護者との面談日程調整

他にも電話をしなければならないケースはありますが、基本的にはこれくらいです。

嫌でも電話をしなければいけないので、基本的な電話マナーは身に着くと思いますよ。

カリキュラム作成/カリキュラムチェック

東京個別指導学院では、カリキュラム作成は講師に一任されているので、講師は自分の担当生徒のカリキュラムを作ります。

大事な作業ではあるのですが、これもかなり面倒です。新人だと1枚作成するのに1時間から1時間30分はかかります。

作ったカリキュラムをベテラン講師にチェックしてもらい、さらに社員にチェックしてもらうという形をとっているので、指摘された点の修正作業も必要です。

修正作業も含めると、新人は1枚あたりトータルで2時間から3時間程度かかると思います。

逆に、ベテラン講師はカリキュラムをチェックしなければいけません。これもかなり時間がかかりますね。

カリキュラム作成/チェックは、基本的に授業時間外に行うので、帰る時間が遅くなったり、出勤日数が増えたり大変です。

保護者との面談

東京個別指導学院では、大学生バイトも担当生徒の保護者と面談をします。

面談では、以下のような点を主に話しますね。

  • 生徒の近況
  • 進路関係の話
  • 作成したカリキュラムについての説明

保護者の方から家庭での勉強の様子を聞いたり、講師側から塾での勉強の様子を伝えたりするのがメインです。

その他教室運営業務

教室で3~4名ほどリーダー講師になる人がいて、リーダー講師だと教室のビジョンを決めるなどの授業とは直接的に関係のない仕事もやることになります。

僕はやらなかったのですが、やっていた人は結構大変そうでしたね。

毎日塾にいるような講師もいました。

東京個別指導学院の特徴

担当指名制

東京個別指導学院の大きな特徴の一つとして、担当指名制があります。

○○先生が一番良かったです。

生徒から指名をされたら、その生徒の担当として退会するまで見続けます。

当然、人気な講師は指名をたくさんもらいますし、人気のない講師はあまり指名をもらえません。指名が入らない講師は安定的に収入が入らないので、担当生徒がつく前に辞めていくこともあります。

ただ、担当制度があるからこそ責任感をもって仕事に取り組めますし、やりがいも生まれやすいと思います。僕も担当制度が無かったら、絶対にこの塾で4年間も働いていないです。

大変な点もありますが、生徒にとっても講師にとっても良い制度だと僕は思っています。

講師の裁量が大きい

東京個別指導学院の講師の裁量は非常に大きいと思います。

これまで説明した通り、東京個別指導学院では担当生徒のカリキュラムは講師が作成します。

そのため、生徒の成績を伸ばす為なら、講師がどのように授業を進めようと自由です。 テキスト選びから、宿題の出題まで全て講師が行います。

さらに言うと、決めたカリキュラム通りに授業を進められるとは限りません。生徒の状況を見ながら、どのように進めていくか柔軟に変えていかなければいけません。どのように変えていくかも講師の判断です。

このように、講師の裁量は非常に大きいです。この裁量の大きさは、教室が講師を徹底的に管理しようとせずに、任せようとする姿勢があるからです。

他の塾にはなかなかできないことかもしれません。

保護者との面談

先ほども説明しましたが、東京個別指導学院の講師は保護者面談に参加します

他の塾では、バイトの大学生が面談することはなかなか無いと思います。

実際、僕と同じように塾講師をしている友人は結構いますが、保護者面談に参加している人は見たことがありません。

そんな保護者面談ですが、大変なこともあるものの、得られる経験も非常に大きいです。

もう通い続けても意味がないよ!

このように怒られることもあります。(僕は幸い保護者の方から怒られることはありませんでした。)

個別指導塾の料金はとても高額なので、保護者の方からのプレッシャーはかなり大きいです。成果が出なければ、担当から降ろされることもあります。

逆に、誠意をもって取り組んでいることが伝えられれば、保護者の方から絶大な信頼を得られます。

保護者面談は年に3回程度行うのですが、担当している期間が長くなればなるほど保護者の方と話す回数も増え、段々信頼関係ができてきます。

僕は保護者の方から感謝の品をいただくようなことも結構ありました。

このように、バイトではありますが大金のかかったビジネスに直接的にかかわることができます。そのおかげで、ビジネスマナーの基礎が身に着きますし、何より責任感が育ちます。

僕は大学生のうちに経験できて本当に良かったと思っています。

私服で出勤OK

東京個別指導学院は私服で出勤OKです。

なぜかというと、白衣を着て授業をするからです。

教室に自分の白衣があるので、出勤して私服の上に白衣を着るだけでOKです。

別にスーツでもいいじゃん

僕もバイト探しをしているときは、私服OKなんてどうでもいいと思っていました。

ただ、スーツ着用必須だと結構面倒らしいですよ。

僕の友人にも塾講師はいましたが、バイトがある日は大学にもスーツで来ていました。キャンパスは私服の人ばかりなのに、スーツを着ていかなければいけないんです。

僕はそうした苦労を全くしなかったです。

真夏にはTシャツ1枚で出勤できたり、冬はタートルネックのニットを着て授業をできたり。

思っていた以上に私服で出勤OKは良い制度でした。白衣は本当にダサいので、その点は不満なんですけどね(笑)

待遇面

僕が在籍していた当時は、時給900円スタートでした。(最初3カ月)

3カ月たつと、試用期間を抜けて時給1000円になりました。

今では給与体系が見直されてもう少し上がっているはずですが、そこまで給料は高くありません。

ちなみに、時給1000円というのは授業をしているときの給料です。授業以外の作業は作業給という扱いになり、時給800円程度になります。

授業中の時給1000円ですらかなり安いですが、作業給800円は恐ろしく給料が安いです。稼げない理由の大きな要因だと思っています。

この時給は徐々に上がっていきます。
ただ、4年間勤めて時給1200円程度でした。塾講師といったら高時給で稼げるイメージがあるかもしれませんが、東京個別指導学院はそんなことありません。

他の塾と比べてみても、給料はかなり低い方だと思います。

短時間でたくさん稼ぎたいという方には絶対おすすめしません。

きつかったこと

とにかく稼げない

東京個別指導学院の講師は、塾講師なのに稼げません。

稼げない理由は、長時間働けないからです。
※講習期間は長時間働ける

東京個別指導学院では、以下のような時間割になっています。

※東京個別指導学院はなぜか2コマからスタートです。
2コマ:9:25~10:45
3コマ:10:55~12:15
昼休み
4コマ:13:10~14:30
5コマ:14:40~16:00
休み
6コマ:17:00~18:20
7コマ:18:30~19:50
8コマ:20:00~21:20

以上の時間割は、夏期講習など講習期間の時間割です。それ以外の通常期間は生徒も学校があるので、6コマ~8コマの時間帯に授業を行います。

早くても17時から勤務開始なので、21:20まで働いたとしても4時間30分程度しか働くことができません。

  • 6コマから8コマまで授業
    ⇒時給1000円×4時間30分=4500円(MAX)
  • 7コマ、8コマに授業
    ⇒時給1000円×3=3000円(よくある)

このように、通常期間は1日に最大4500円しか稼げません。さらに言うと、中高生は17時からの授業に間に合わないことが多いので、7コマと8コマだけ授業をするというパターンもよくあります。そうなると1日3000円です。

週3で入れば、5万~6万くらい稼げるじゃん

こう思う方もいるかもしれませんが、東京個別指導学院は1コマで生徒を2人見るんです。そのため、週3でフルに入ろうとしたら、18人担当生徒がいないといけないことになります。

18人も担当生徒がいたら、講習期間に間違いなくパンクします。

講習期間は、9時25分から21:20までどの時間でも授業を行えます。生徒も学校が休みですからね。

この講習期間には、1人あたり週3回~4回ペースくらいで授業があります。そうなると、担当生徒が多いほど講習期間は忙しくなります。

僕は毎年10人程度担当生徒がいたのですが、講習期間は死ぬほど忙しかったです。毎日塾に行ったり、朝から夜まで授業したりなんてことは当たり前でした。

かなり忙しい分、講習期間はまとめて稼ぐチャンスです。10万~15万くらいは稼げましたね。

ただ、通常期間に4~5万円程度しか稼げなかったので、トータルで見るとあまり稼げていないんですよ。年間70万円くらいですかね。

年間で70万稼げない講師の方が多いので、実際はもっと厳しいかもしれません。

大学生だと月4~5万で生活するのは結構大変ですよ。飲み会やサークルの合宿、旅行などで一瞬でお金が無くなりますからね。

このように、なかなか稼げません。ダブルワークしている講師が8割くらいでしたね。ダブルワークしないとやっていけないです。

時間外労働が多い

時間外労働は多いです。

東京個別指導学院では、出勤している時間に対してお金が払われるのではなく、申請を基に給料が払われます。

そのため、授業以外の業務は別で申請しないといけないんです。

  • 報告書記入
  • 電話かけ
  • 授業日程調整
  • カリキュラム修正

以上のような授業以外の業務の時給は800円程度で非常に低いです。いちいち申請することが面倒になる人も多いです。

そうなると、時間外労働が増えてきます。

そして、何より大変なのが授業予習です。

授業予習はやってもやらなくても良いので、基本的にお金は出ません。ですが、高3の受験生の過去問題演習ともなると、予習ナシで解説するのは正直厳しいです。

その予習の時間にもちろん給料は出ないので、時間外労働になります。
※教室で予習すると給料が払われるらしいが、教室で予習している人はほとんどいない。

責任感のある真面目な人ほどしっかり予習をしているので、時間外労働も多くなりがちです。

そもそも稼ぎにくいシステムになっている上に、時間外労働も多いので、業務量と給料が割に合っていないと感じることは本当に多かったです。

よかったこと

きつかったことを書いてみて、改めて厳しい環境だったな~と思いましたね(笑)

そんな環境でも4年間バイトを続けられたのは、やりがいがあったからです。

どんな場面で最もやりがいを感じたかと言われたら、徒や保護者の方から感謝された時だと思います。

受験が終わって生徒が卒塾するタイミングで感謝の言葉をもらうことが多かったです。ずっと見てきた生徒から手紙をもらったり、感謝の品を貰ったりしたときには、本当に泣けるほど嬉しいです。大変だけど、やってきてよかったって思うんですよね。

僕もまさか4年間ずっと塾講師をやることになるとは全く思ってもいなかったです。こんなにやりがいを感じられるバイトは他に無いだろうと思って続けていたら4年間たってしまいました。

稼げなかったり、予習が大変だったりでなかなかきつかったですが、やりがいだけで4年間やりきりました。

僕は5種類くらいバイトをやってきましたが、塾講師の仕事ほどやりがいを感じられて楽しい仕事は無かったですね。

効率良く稼ぎたいと思う方には絶対おすすめできません。僕のやってきたバイトの中でもトップクラスに稼ぐ効率は悪かったです。

ですが、保護者の方と関わる機会が多かったり、担当制度があったりと他の塾ではできないような濃い経験を東京個別指導学院でならできます。バイトにやりがいを求める人には強くオススメしたい塾です。

まとめ

  • 主な業務
    ⇒授業
    ⇒報告書記入作業(カルテ記入)
    ⇒電話対応
    ⇒カリキュラム作成/カリキュラムチェック
    ⇒保護者との面談
    ⇒その他教室運営業務
  • 東京個別指導学院の特徴
    ⇒担当指名制
    ⇒講師の裁量が大きい
    ⇒保護者の方との面談がある
    ⇒私服で出勤OK
  • 待遇面はあまりよくない。
  • きつかったこと
    ⇒とにかく稼げない
    ⇒時間外労働が多い
  • よかったこと
    ⇒やりがいを感じられる塾

思い入れの強いバイトだったので、長くなってしまいました。塾バイトに興味がある方にとって少しでも有益な記事になっていれば幸いです。

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